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地方の基礎自治体が権限、財源面で力を持ってきた。市町村をサポートする県の機能、マンパワーの向かう先として、県域を越えた広域産業、販路の拡大、海外をターゲットとした経済的なパイプ作りなど、様々なところで、動いているわけだが、県行政の能力をもっと広域的に活用できるよう、道州という枠組みに組み込んでいこうということである。 |
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交通網が整備され、情報ツールにより、時間圏がどんどん狭められている中で、何故、徒歩が主たる移動手段だった130年前に定められた領域に縛られるのか。地方で生活していると、県域というのは、経済活動、文化活動、情報面、地域を規定するなど、かなり影響がある。様々な社会インフラの発展、変容を捉えた次の発展ステージをここに示していかなければならない。そのきっかけが、地方分権である。 |
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青森、秋田、岩手という北東北ミニ道州という考え方もある。対して、仙台を中心とする南東北があり、東北という同じエリアであっても、南北問題というのがある。どちらが、飲むか飲み込まれるのかということもあって、様々な利権が絡んでくる。 |
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道州制度の場合、今まで、県が担当していたところは力を持った市町村、例えば中核的都市がカバーする。 |
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青森の場合、クルマで1時間もあれば、いろいろなところに行くことができる。居住機能は都市部に求めて、働く場を山間部・農村部に求める、という生活スタイルも考えられる。 |